敵の範囲攻撃から逃げる設定例

例えば敵が「暗黒のきり」攻撃をしようとしたら後退して逃げる、というように
敵の範囲攻撃などを検出して後退したりジャンプするなどの設定が可能です。

ここでは暗黒の霧を検出して後退する設定例を用意しました。参考に自分向けの設定を考えてみてください。
今回は「ランダム移動」の発動によるものですが、操作用マクロにすれば好きな行動を設定可能です。

・敵が「暗黒の霧」を使ったときのスクリーンショット画像を用意する
・発動条件の「敵状態認識」でそのスクリーンショット画像を設定する
・発動条件を満たしたときにランダム移動による後退を発動する


例えば後退設定するには以下のようにします。
1. 画像認識したいPNG形式のスクリーンショットを「手動撮影」して用意する
2. 発動条件の「敵状態認識を使う」の横の「指定」ボタンを押す
3. 画像認識範囲指定ウインドウが開いたら「参照」ボタンでスクリーンショットを指定する
4. (スクリーンショットが表示されます)
5. 画像認識したい範囲をマウスドラッグで指定する
6. (設定された範囲が左下に表示されます)
7. 「OK」ボタンを押す
8. 「敵状態認識を使う」にチェックする
9. 「指定」ボタンの右にある有効時間を「5」秒などに設定する

10. 発動条件を戦闘中、ランダム移動にする
11. ランダム移動の後退を1000~1000、回転を0~0、移動を0~0にする
12. 発動間隔を10秒などにする

範囲指定は「○○に暗黒のきり!」というメッセージの
「暗黒のきり!」を指定すると誰に対する暗黒の霧でも後退し、
「○○に暗黒のきり!」を指定すると例えば自分に対するものの場合のみ後退します。
※ただし画像認識のあいまいさにより、誤認識する可能性あります

コマンド名を「敵状態」としていますが、
画面右下に表示される自分や仲間のステータスメッセージ(吹き出しメッセージ)の画像認識や、
画面下部に表示される「○○から盗むに成功した」というようなメッセージに対してなど、
敵状態以外の画像認識にも利用できます。


スクリーンショット画像の用意

認識したい敵の攻撃のスクリーンショット画像を用意します。
画像はPNG形式のみです。JPEGは利用できません。

「高度な設定」の「動画/静止画」タブにある「静止画保存形式」を「png」に設定し、
敵が攻撃を仕掛けたときの吹き出しメッセージが表示されたスクリーンショット画像を「手動撮影」します。

吹き出しメッセージは「○○に暗黒のきり!」と敵の上部に表示されているものです。


発動条件設定

用意したスクリーンショット画像を発動条件設定画面の「敵状態認識」の「指定」ボタンから「参照」して指定し、
吹き出しメッセージの「○○に暗黒のきり!」の「に暗黒のきり!」をドラッグ指定して設定します。

■暗黒の霧で後退
・戦闘中に実行
・ランダム移動
・メニュー「(未定義)」
・ターゲット「動作なし」
・自分のHPが0%以上なら発動します
・発動間隔「15秒」
・敵状態認識を使う
・スクリーンショット画像:指定
・敵状態認識有効時間「10秒」
・ランダム移動:後退「1000~1000」
・ランダム移動:回転「0~0」
・ランダム移動:移動「0~0」